what do i get out of this?




サッカーの話

 今月はサッカー関連で話のネタが少々あります。まずは6日に、サッカー男子の日本代表(U-22:以下これは略)がシドニーオリンピックの出場権を獲得したこと。あとはJ1への残留と昇格の争い。

 出場権を獲得した6日のカザフスタン代表との試合は、僕は前半をテレビ観戦できず、後半からしか見てません。21日からの学園祭での演劇の公演に向けて大道具を造ったりしてて、試合が始まるまでに家にたどり着けなかったんだよね。で、家に着いた時点では1-0で日本代表が負けていた。これはちょっと意外だったんだけど、まあこのまま負ける訳はないだろうと思って結構安心して観ていたら、やっぱり勝ったという訳です。このように1-0で負けてても心配しない程に、今回のオリンピック予選は気楽に観ていられた。チームが強いというのもあるんだけど、仮に負けたとしても後があるというのが緊張感をあまり生まない大きな理由でした。4年前のアトランタオリンピックの最終予選の場合はリーグ戦じゃなくてトーナメントで、2回負けたら終わりだったんだからね。あ、でも集中開催のトーナメントでやる予選会の方が良いと言ってる訳ではありませんよ。むしろトーナメント方式で強いられる緊張感は異常だし不公平な部分が多い。ホームアンドアウェイでリーグ戦をやった方が良いに決まってます。
 とにかく、日本代表の試合がオリンピックでも観られることになって良かった。あと、忙しくて観戦しなかったんだけど、出場権獲得後の13日のタイ戦で、最近Jリーグの試合でもやっと活躍するようになった、僕の地元柏レイソルのFW北嶋選手が初出場したのも嬉しかったね。でも、一度右サイドの市川くんから上がった決定的なクロスに上手く合わせられなかったらしい。何やってんだよ…。

 そして、J1への残留と昇格の争い。J2の首位と2位としてJ1へ上がるのが決定したのは、川崎フロンターレFC東京。リーグ終盤でのFC東京の失速により2位争いが最後までもつれてて、危うく(失礼!)大分トリニータが2位になって昇格してしまいそうだったのだが、最終的には上がるべきチームが上がることになって非常に良い結果になったと思います。大分トリニータは昇格できなくてむしろ良かった面もあるのでは。上がる為の準備をしっかりやってない内にアクシデント的に昇格してもすぐ落ちるのが目に見えてるから。で、入れ替わりにJ2に落ちるのが、ベルマーレ平塚浦和レッドダイヤモンズベルマーレは開幕前から降格候補No.1で、予想どおりにぶっちぎりの最下位だった。降格決定後に、まだ残留の望みがあった頃の試合中のロッカールームの模様がテレビで放送されていたのだが、監督からして勝つことを諦めていたようで、これでは降格して当然だと思ったね。レッズの方は、27日の最終戦で延長戦に突入することが決定した時点で降格が決定。僕はこの試合もテレビで観ていたが、降格が決まった後の延長戦では、さすがのレッズサポーターの声援もその前の90分間より小さくなっていたような。で、この試合を観て考えたのは、声援を送るサポーターというのはこういう時にどういう態度をとるのが良いのだろうかということ。あそこでレッズサポーターがとり得た態度としては、降格を防げなかった選手達への抗議という意味で、延長戦では全く声援をしない、あるいは帰宅してしまうというのもあった訳です。でも彼らは少し元気を無くしつつもスタジアムに残って声援を続けたし、試合後も選手達を温かく励ましていた(ようです)。これはちょっと奇妙な気がした。もう少し選手達を責める態度をとった方が、チームが強くなることを願うサポーターとしては健全だったと思う。まあ余計なお世話だろうけど。「弱くてもどこまでも着いていく」みたいなノリで、レッズ阪神タイガースみたいにならないことを祈るのみです。
 まあ結果はこういうことになった訳だけど、残留と昇格の争いはやっぱり面白かったよね。良い制度です。さて、来年落ちる2チームはどこでしょう。やはり本命はどう見てもアビスパ福岡なので、アビスパ流しで手堅くジェフ市原、それと大穴のヴェルディ川崎といったところか(あんまり根拠なし)。

 僕はJリーグの試合はスタジアムへはほとんど出掛けずにテレビ観戦ばかりしている偽サッカーファンなんだけど、リーグが面白くなれば大変嬉しいんで、来年も期待してテレビ観戦します。うん、たまにはスタジアムにも行くことにするさ。